青森

青森は日本の本州の最北の県で、りんごやねぶた祭りなどが有名です。ねぶた祭りは日本の三大祭の一つで、毎年8月2日から7日まで行われ、最終日には花火も打ち上げられます。ねぶた祭りを訪れる観光客は300万人を超え、青森の人口を上回ります。僕もその観光客の1人です。

ねぶた祭りを見に行く際、最も困ったのはホテルの予約でした。2ヶ月前に予約したら、高級なホテルしか空きがありませんでした。安価で快適なホテルに泊まりたいなら、半年前に予約することをおすすめします。僕がねぶた祭りを見に行った際は、青森のホテルが高額だったため、隣の岩手県のホテルに泊まることを選びました。

東京から青森まで安価な夜行バスがあります。その夜行バスは夜10時に上野駅前を出発し、翌朝に青森に到着します。バスでぐっすり寝れる人にはいいかもしれません。ですが、僕はやっぱり快適な旅を求め、新幹線で青森に向かいました。途中で映画やアニメを見て楽しみました。

青森に到着後、まず友達におすすめされたりんごの販売店「A-FACTORY」に行きました。そこでは様々なりんごのお菓子やジュースが売られています。「A-FACTORY」の隣には、ねぶた祭りを紹介する施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」があります。ねぶた祭りの展示や映像が見られるので、ねぶたに興味がある方におすすめです。

その後、お腹が空いたので、古川市場という場所に、青森の名物「のっけ丼」を食べに行きました。「のっけ丼」は自分が好きな具材を選び、ご飯の上にのせる丼物のことです。「のっけ丼」の作り方は、まず食事券を購入し、市場を歩き回り、好きな具材を選んで食事券と交換します。数多くの中からご飯の上にのせる具材を選ぶのはすごく楽しいです。

のっけ丼

また、味噌カレー牛乳ラーメンも青森の名物料理ですが、僕はまだそれを試したことがないので、次回はぜひ食べてみたいと思います。

ねぶた祭りは午後7時から始まりますが、午後5時頃から観覧スポットにはすでに多くの人が集まっていました。ねぶた祭りは、青森県の夏を彩る伝統的なお祭りで、色鮮やかな巨大な山車「ねぶた」が特徴です。このねぶたは、歴史的な人物や神話上の生き物をモチーフにした大きな灯籠で、紙と竹で作られています。祭りの起源は古く、農業の豊作を願ったり、悪霊を追い払う儀式から始まったとされています。

ねぶた

祭りの間、街中には「ラッセーラ」という元気な掛け声が響き渡ります。この掛け声は、ねぶたを引き、踊りながら進む人々が発するもので、祭りの雰囲気を盛り上げます。参加者たちは伝統的な踊りを披露し、華やかな衣装を身にまとっています。

ねぶた祭りの跳人(祭の踊り手)

今年のねぶた祭りでは、伝統的なねぶたに加えて、現代文化に触れる小さなねぶたも登場しました。特に注目を集めたのは、「呪術廻戦」と「ピカチュウ」をモチーフにしたねぶたです。

あっという間に約2時間続いたねぶた祭りが終わり、僕は満員の新幹線でホテルに戻りました。新幹線で座れなかった人たちは辛そうだったので、指定席を予約しておいてよかったと思いました。

満員の新幹線
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