志摩スペイン村

三重県の観光スポットと言えば、伊勢神宮や鳥羽水族館、志摩スペイン村、志摩地中海村などがあります。志摩スペイン村はスペインをテーマにしたテーマパークであり、志摩地中海村は地中海をテーマにしたリゾート地です。その違いは志摩地中海村の遊び場は主に写真スポットとレストラン、志摩スペイン村は写真スポットのみならず、遊園地や温泉もあります。また、スペイン村まではバスが運行していますが、地中海村までの移動方法は船や車しかありません。船や車を使わずに三重を楽しむため、地中海村ではなくスペイン村に行くことにしました。

名古屋からスペイン村へ移動する際は、近鉄電車とバスを利用しました。近鉄特急の列車「しまかぜ」に乗って、鵜方という駅に行きました。「しまかぜ」は広くて高級感があり、座席が柔らかくてマッサージ機能も付いています。快適な環境のおかげで、旅の間ゆっくりとリラックスすることができました。鵜方駅に着いた後、伊勢エビのランチを食べて、バスでスペイン村へ行きました。

志摩スペイン村ホテル

志摩スペイン村ホテルで、2DAYパスポート付きのプランを予約したので、2日間スペイン村を楽しむことができます。チェックインを済ませた後、テーマパークの入場券をもらい、無料のロッカーを利用しました。

志摩スペイン村は、スペインの有名な小説「ドン・キホーテ」に着想を得たオリジナルキャラクターを持っています。それぞれのキャラクターはユニークな動物に基づいており、ショーや映画、さらには様々なグッズにも登場します。パーク内でキャラクターショーの歌を歌う子供の声を聞きながら、この場所が子供連れの家族にとって楽しい場所であると感じました。

キャラクターショー

志摩スペイン村でのもう一つの魅力は、アトラクションの待ち時間の短さです。ほとんどのアトラクションでは、待ち時間は約15分程度となっており、非常にスムーズに楽しむことができます。「オバケハンター3D ~360°の大決戦~」や「チョッキーの不思議な館」のような人気アトラクションでは、待ち時間が1時間程度になることもありますが、ディズニーランドやUSJと比べると、ここでは待ち時間がずっと短く、効率的に楽しむことができました。アトラクションはさまざまで、乗り物系のものから短いアドベンチャーまであり、どの年齢層にも楽しめる内容が揃っています。僕は「アリス・イン・ワンダーランド」と「くるみ割り人形」のアトラクションが気に入り、その世界観に魅了されました。「アリス・イン・ワンダーランド」は迷路の形をしており、その中にはモンスターやカードのキャラクターが登場します。一方、「くるみ割り人形」は乗り物のアトラクションで、乗っている間に物語のシーンを見ることができます。これらのアトラクションはどちらも、まるで物語の中に入り込んだような感覚になります。

アリス・イン・ワンダーランド

スペイン風の建築が志摩スペイン村にはたくさんあります。「フェリペ3世騎馬像」と「グラナダスの門」を見ると、まるで本当にスペインを訪れたかのような気分になれます。村内にはカラフルな家々や通りが広がり、歩くだけでも楽しい気分にさせてくれます。これらの美しい風景や建物を撮影するのが非常に楽しかったです。

フェリペ3世騎馬像

志摩スペイン村内のスペイン料理店は本当に素晴らしかったです。ただ、最終注文時間が午後5時だったため、初日には訪れることができませんでした。しかし、二日目には「アルハンプラ」というレストランで食事を楽しむことができました。そこで頂いた鯛と貝が入ったパエリアはとても美味しく、その味は価格に見合う価値があると感じました。日本の食材を使ったユニークな味わいと、スペイン料理の伝統的な調理法が見事に融合しており、忘れがたい食体験となりました。

鯛と貝が入ったパエリア
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