河津桜

冬の終わりに、春の息吹を先取りしようと、僕は河津桜を見に行くことにしました。この時期、まだ多くの場所が冬の寒さに包まれている中、河津桜は早くも満開になり、周りを鮮やかなピンク色で染め上げています。河津桜のこの鮮明なピンクは、他の桜にはない特別な魅力を放っており、まるで春の使者のようです。この桜を見たら、ポジティブな気持ちで、春を迎えることができる気がします。

東京駅から特急踊り子に乗って河津へ向かいました。熱海や伊豆へは何度かこの特急電車を利用しましたが、その列車の旅はいつも海沿いの美しい景色が楽しみの一つです。ただ、踊り子にはWi-Fiがないため、自分のWi-Fiを持って行きました。約2時間半の乗車時間を経て、河津駅に到着しました。

河津駅を出た後、特に予定も立てずに河津桜祭りの会場へと向かう道を歩き始めました。最初に、生中継で河津桜のレポートをしているテレビのリポーターに遭遇しました。自分もブログで同じことを伝えようとしているため、何となく喜びを感じました。しかし、スタート地点での撮影は彼らの邪魔になりたくなかったので、写真は撮りませんでした。

奥に歩き続けると、川沿いにはたくさんの屋台が出ていて、猿回しのショーも見ることができました。ショーの中で、猿回しの方は猿が技を習得するためにどれだけ一生懸命練習したかについて話しました。この話と猿の見事な演技が、多くの子どもたちを引きつけ、彼らを取り囲んでいました。

河津桜祭りの散策は長い旅でした。写真を撮りながら、屋台を楽しむためにゆっくり歩いた結果、気づけばなんと2時間もの時間を費やしていました!特に屋台では、普段見かけない珍しい食べ物に出会うことができました。焼き芋ブリュレはその一つで、外はカリカリ、中はふんわりとした甘さが絶妙でした。また、通常のたこ焼きよりも2倍くらい大きなたこ焼きもありました。

焼き芋ブリュレ

踊り子温泉会館に行く予定でしたが、クチコミがそこそこだったため、訪れるのをやめました。河津桜のそばには菜の花ロードもありました。黄色い菜の花とピンクの河津桜が一緒に咲いている様子を堪能した後、心が満たされた気分で帰りました。

菜の花ロード
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